キッチンに色を加えてみませんか。 新ブランド「RIESS」のご紹介
こんにちは、日曜社広報Yです。
このコラムではオーストリアのホーロー鍋メーカー「RIESS」(リース)をご紹介します。
先日の展示会でも好評だった楽しみな新ブランドです。
RIESS(リース)社は、オーストリアのイプジッツという町で1550年に誕生した調理器具のメーカーです。
その代表的製品であるホーロー鍋は、1922年に、料理に味も匂いもつけず、かつ人体に無害な素材であることを強みにして生み出されました
工場を水力発電で稼働し、CO2排出を極力控えた天然素材を原料に採用するなど、サステナビリティにも配慮したメーカーです。
特色1:上質なホーロー素材
ホーローは鉄の表面にガラスをまとわせ、850度の炉で強固に結合させた素材です。RIESSではこのホーロー素材を用いて鍋・キッチン用品を作ってきました。
<機能>
ホーローは食材に味や匂いをつけないだけではありません。コーティングされた表面は傷がつきにくく、金属製の調理器具を使っても大丈夫です。
またガラスの表面は無孔質のため水はけがよく、抗菌性に優れ清潔です。RIESSでは鉄の芯材と鍋の底面・側面の特殊なデザインにより優れた熱伝導率も実現。
小さい火力でも十分な熱を確保できます。
<外観>
ホーロー鍋の特色の一つが美しい発色です。ガラスに乗せたカラフルな各色はつやと輝きに優れます。
ホーローは酸や紫外線にも強いため、お手入れ次第で何十年もその美しい光沢を保ちます。ガラスコーティングにより、サビにも強い素材です。
特色2:サステナビリティ
私たち日曜社は、製造背景の適正さや環境への配慮にも着目してブランドを選択します。RIESSはその点でも先端的なブランドです。
彼らは1920年代から環境問題に取り組み始め、現在は「カーボンニュートラル」(製造の際に排出するCO2と同量のCO2を削減した状態)を達成しています。
<水力発電>
RIESSは1926年から35年にかけて、工場周辺の河川を用いた三つの水力発電所を建設。発電の効率化に継続して投資し、工場電力を自社でまかなっています。
さらにこのグリーン電力の余剰分は地域2000世帯に供給。これによって年間4200トンのCO2を削減し、カーボンニュートラルを実現しています。
<スムーズファクトリー>
「子孫に美しい川を残す」ことを目標に水資源にも循環型システムを採用。ニジマスが遡上できるほどの川の美しさを保ちながら製造を成立させています。
ホーロー焼成の際の熱源は生産ホールの暖房に転用、製造中に出た鉄の切れ端も全てリサイクルするなど、サステナビリティに注力しています。こうしたストーリーは、商品の訴求力をさらに上げるものです。
ここからは取り扱い商品をご紹介します。
◆ アロマポット
100%鉄とホーローでできた鍋です。 その特徴的な形によって積み重ねが可能で、省スペース。
蓋は逆にすれば材料やスプーンなどの一時的なボウルまたはプレートとしても使用いただけます。
◆ キャニスター
アッシュウッドの蓋で密封し、光から保護することで食品の風味を保ちます。コーヒー豆などを入れて、キッチンを明るくしてみませんか?
積み重ねも可能です。
◆ クラシック
1920年から1960年に開発されたクラシックシリーズ。その形と色彩は永続的な価値観を表し、国境を超えて人気を博しています。
現在も、そしてこれからも、RIESS製品の中心的存在です。
◆ サーブ+ストア
この保存容器はキッチンや冷蔵庫の整理整頓に役立つだけでなく、そのデザインの良さから器としての利用もおすすめです。オーブンでの使用も可能なオールラウンド保存容器です。
容器と蓋は別物としてもご使用いただけます。
◆ ホワイトシリーズ
白はどんなキッチンでも美しいですが、特にホーローはその美しさが際立ちます。
そのため、ボウルやプレートなど、使いやすいアイテムのバリエーションが多くございます。
日曜社から新しく良質なブランドを紹介する準備が整い、嬉しく思っています。
販売店の情報も追ってお知らせいたします。
優れた機能と気分が明るくなるカラーが特色のRIESSを、どうぞ楽しみにしてください!